マリーナに向かって東名を走り蒲原トンネルを抜けて由比の海岸に出ると
風の状態が分かる吹き流しがあって全くなびいてない。
そう言えばこれもいつも一つの目安にするのだが
富士サービスエリア少し手前の右側にある煙突の白い煙も
めずらしく真上に立ち昇っていた。
(そうそう、これ東京方面からのこと)
ところが清水インターで下りてガソリンスタンドの旗を見ると
結構はためいて大ぶりの木の枝も揺れている。
マリーナ駐車場に着くと先に来てたAさんが
「結構吹いてるなぁー」
なんて言ってる。
出るだけ出てみようと港内をトロトロ走ってたが今までに無い高波だ。
いつも右に着岸してる羽衣丸っていう8.000tくらいの貨物船のあたりで
これ以上は無理と引き返すはめに。
結局今日はあきらめようということになり帰ることにした。
今度は東名の上りを走り由比まで来ると
またまた風ひとつなく海上は穏やかで遊漁船が出てるではないか。
清水港のあの波風は一体何だったんだろう。
そう言えばほんの狭い範囲で
ゲリラ的に発生する小さい低気圧があるなんて聞いたことがある。
そうそう思い出した。
何年か前にも同じ様な状況があり
帰路由比の海を見てUターンしてマリーナに戻り波風に揉まれながらの強行で
由比まで行ってアマダイをやったことがあった。
ちょうど今頃の時期だった。
確かにゲリラ低気圧ってあるんだなぁ。
由比と清水、15km程しかないのに。



