2010年10月23日

きのこ中毒の凄さ

長年きのこ採りをしていると一度くらいは中毒事故も起こる。
毒きのこは種類にもよるけれど経験した中毒は凄惨たるものだった。
ワタシの場合は単なるカーチャンのうっかりミスで。

ある時富士山できのこ採りをしていて

「?」

と思われるきのこを3種類、
別の入れ物に分けて持ち帰り図鑑で調べようと思った。

帰ってから食べるものと調べるものを区別して調理台に乗せておいたのを
カーチャンが混ぜてしまったらしく
それを知らないできのこ汁で食べてしまった。

たまたま食べたのは自分だけだったのだが
寝てから2時間ほど過ぎた頃、猛烈な腹の痛みに襲われ
同時に激しい吐き気。

トイレに駆け込んだと同時に消防車のホースから出る水の如く
物凄い勢いで血液混じりの嘔吐。
次はやはり血液混じりの下痢。

気が遠くなりそうな、これ死ぬんじゃないだろうかと思いながら
随分長い間トイレから出られなかった。
内蔵全部が縮みきっちゃって、それでも更に締め付けられる苦しさ。
大体目の焦点が合わなくなってる。

やっと少しだけ落ち着いてベッドに入るとまた再び同様な状態に。
これ4〜5回も繰り返し体内のもの全部出てしまった感じだった。
すぐきのこ中毒と自覚したが後の祭り、
カーチャン怒鳴りつけようにもそんな力どこにもないよ。

七転八倒している状態にカーチャンが寝ながら
おもむろに「ういろう」を差し出し

「これ飲んだら?」

と呑気なこと言ってる。
保健所に連絡したら三面記事に出てしまうから知らせなかったけど。

とにかく寝てもいられない、起きてもいられない猛烈な疲労感。
目は虚ろ、口は半開き。

翌朝にになって出るものは全部出し切っているのに血だけは吐く。
いわゆる吐血に下血が2日続いた。
その後3日ほど何も食べられず、もちろん酒なんて全然受け付けず
都合5日間も苦しんだ。
酒を1週間飲まなかったの初めてだったよ。

結局調べようと思ったきのこは食べてしまって分からず
今になっても分からずじまい。
おおよその見当はつくのだが。

だから今では分からないものは調べようなんて考えず
採ってこないことにしている。

ほんと死んじゃうかなぁーなんて思ったよ。まじに。


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posted by ダボさん at 09:08 | 神奈川 ☁ | 【他】−その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする