おっ、こっちに流れてるな、
なんて確認すると一発目の仕掛けを落とす。
おっ、意外と真っ直ぐ入るなぁー。ああぁ、、船底の方へ行っちゃった。
上と中間の潮流れが違うんですね。
そしたら今度は直角になりつつ
ああぁ、今度は先方の方へ糸が流れる。
中深場釣りの一番いやな状況だ。
つまり3枚潮。
操船の仕様がない。
船が風に立っていて糸が前後に振れる場合、
微速クラッチで何とでもなるし、単純に船底に入ったり先方へ流れたりの場合は
スパンカー角度と舵の調整で対応できる。相当ひどくなければ。
ある程度の風があればスパンカーの角度だけでもクリアできるが
2枚3枚潮は、はたして実際の仕掛け位置はどこだろ、
なんていうことになってしまい当然この状況では実際の立ちより
30%〜40%も糸が出てしまうから当たりも取り難い。
こういう時は場所を移動して少しはましな潮流のポイントでやるしかない。
遊漁船が我々が考えられない程の重量の重りを使う訳だ。
しかし重さを増やせばやはり当たりは取り難いし、
魚を掛けて巻き上げるにもワクワク度は半減する。(手持竿の場合)
何とも難しい潮の流れ。



